妊婦健診について

妊婦健診は、ご家族のみなさまも一緒に胎児の成長をご覧いただけます。パートナーの方はもちろんのこと、お子さま連れでもお気兼ねなくにお越しください。
医師の健診以外にも、着帯指導、乳房のお手入れ、栄養指導、生活指導、逆子体操など、適宜助産師がお世話させていただいておりますので、何かございましたらお気軽にご相談ください。
なお当院で分娩をお考えの方で通院が難しい方は、京橋の分院でも妊婦健診を受けていただけます。

妊婦健診には公費補助があります

妊婦健診は自費診療ですが、公費の補助（妊婦健康診査受診票・補助券）を利用できます。補助を活用することで、自己負担を抑えることが可能です。
手続きは住民票のある市区町村で、母子手帳の申請とあわせて行ってください。制度の詳細は、申請時に窓口でご確認ください。

参考）大阪市妊婦健康診査受診票のページ

妊婦健診の流れ

妊娠 12～23週

4週間に1回の初期健診を行います。
12～16週の間に分娩のご予約をお取りします。

クアトロテスト（妊娠15週～）

お母さんの採血検査及び年齢や既往症からダウン症などの染色体異常の可能性が高いか否かを調べる検査です。
妊娠15週ごろから検査が可能です。

• 注意事項・リスク：あくまで病気の確率を調べる検査であり、確定検査ではありません。
• 費用：1回　18,000円（保険適用外）

羊水検査（妊娠17週ごろ）

赤ちゃんのダウン症など、染色体異常の有無を調べる確定検査です。妊娠17週ごろに行います。
局所麻酔を行ったうえで、超音波で赤ちゃんの位置などを確認しながら腹部から穿刺を行い、羊水を採取します。

• 注意事項・リスク：破水・感染・流産などのリスクがありますが、流産のリスクは0.3～0.5％といわれています。経過を診させていただくため、当院での分娩を希望されている方が対象となります。
• 費用：1回　98,000円（保険適用外）

妊娠 24～32週

2週間に1回の中期健診を行います。

妊娠 33週～出産まで

2週間に1回、36週以降は1週間に1回の後期健診を行います。

※後期健診は分娩を行う医療機関で実施します。

分娩について

無痛分娩について

無痛分娩とは、様々な麻酔法を使って陣痛や分娩進行中の痛みを緩和する方法を言います。当院では硬膜外無痛分娩を導入しております。へその下からの感覚を鈍化させる方法で、意識ははっきりとしているため、分娩のすべての経過を味わうことが可能です。
医師よりご説明の上で予約とさせていただきますので、ご希望の方はお申し出ください。なお、妊娠経過等によりご希望に添えないことがあります。

分娩・入院に関する費用について

分娩費用

正常分娩時　約460,000円～500,000円（産科医療制度保険金含む）

入院費用

個室（2室あり）1泊 12,000円
ご希望の方はご家族も一緒に宿泊可（個室のみ）　1泊 3,500円