小林産婦人科

〒534-0014 大阪市都島区都島北通1-14-22

TEL 06-6924-0934

避妊・ピル

避妊・ピル

赤ちゃんを望まない方は、しっかり避妊をしましょう。
避妊法には、排卵日を避けるオギノ式避妊法、ペッサリー、コンドーム、ピル、ミレーナ、あるいは手術療法等いろいろあります。
現在はピルとミレーナが比較的多く使用されています。

低用量ピル・ミニピル処方

小林産婦人科は低用量ピル・ミニピルを処方可能です。
低用量ピルは、毎日服用することで高い避妊効果を発揮します。避妊だけでなく、生理痛の軽減やPMS(月経前症候群)の緩和など、女性にとって嬉しい効果も期待でき、毎月のつらさや不便を和らげる助けとなります。
ミニピルは低用量ピルと同様に避妊や生理に関するお悩みに有効です。エストロゲンを含まないため血栓症のリスクがなく、低用量ピルの服用が難しい方にも適したお薬です。
副作用やリスクもあるため、使用の際には医師とよくご相談ください。
状態が落ち着いている方はオンライン診療による処方も可能です(分院にて対応)。

低用量ピルの服用について

効用・効果

ピルを服用することで、現代女性が抱える女性特有のトラブルや病気に対して効果が期待できます。

  • 高い避妊成功率が期待できる
  • 生理が定期的に来る
  • 生理痛の緩和
  • 生理の量が少なくなる
  • 生理不順による吹き出物が少なくなる
  • 卵巣がん、子宮体がんの発症率の低下

費用

  製品名 先発/後発 費用(自費・税込)
一相性 ファボワール 後発医薬品 2,500~3,000円
三相性 アンジュ 先発医薬品 2,500~3,000円

※自費診療のピル処方は、1度に6シートまでとなっております。
※上記料金に検査料金は含まれておりません。

リスク・副作用

  • 吐き気、不正出血、頭痛、乳房の張り、血栓症を起こすなどの副作用がある(定期検査が必要)
  • 毎日飲まなければならない
  • 不正出血の原因となる可能性がある

禁忌事項

以下に該当する方は服用できません。

  • 重度の肥満の方には処方しておりません(当院では80kg以上)
  • 乳がん、子宮体がん、エストロゲン産生腫瘍の既往歴のある方
  • 血栓症の既往歴もしくはご家族に血栓症の既往歴のある方
  • 心筋梗塞、心疾患などの循環器系疾患や、腎疾患の既往歴のある方
  • ヘビースモーカーの方(35歳以上の場合:1日15本以上/34歳以下の場合:1日20本以上)
  • 重度の高血圧の方(上が140以上、下が90以上)
  • 40歳以上に対する初回投与(40歳以前から服用されている方のが継続して服用するのは可能です)
  • 妊娠中の方、授乳開始から6カ月未満の方
  • 手術の予定がある方
  • てんかん治療薬、向精神薬、三環系抗うつ薬を服用中の方
  • セントジョーンズワートのサプリメントを利用中の方

ミニピルの服用について

当院ではスリンダ錠を取り扱っております。日本国内で承認された初めてのミニピルです。
主な特徴は、低用量ピルと違い、血栓症のリスクを生じるエストロゲンが含まれないことです。これにより喫煙者や肥満、高血圧の女性、40歳以上の女性にも処方できるようになり、より幅広い方々が服用できる避妊薬として期待できます。

効用・効果

  • 高い避妊成功率が期待できる
  • 生理のトラブルを軽減できる
  • 血栓症のリスクがほとんどない
  • 母乳に影響しないため授乳中の方も服用可能
  • 40歳以上、BMI30以上、喫煙者など、低用量ピルの服用が難しい方の服用が可能

※49歳まで

費用

  製品名 先発/後発 費用(自費・税込)
一相性 スリンダ錠 先発医薬品 3,300円

※自費診療のピル処方は、1度に6シートまでとなっております。
※上記料金に検査料金は含まれておりません。

リスク・副作用

  • 毎日決まった時間に飲まなければならない
  • 飲み始めに不正出血が起きやすい
  • 不正出血に伴い、下腹部痛や頭痛の報告があります
  • 稀に乳房の不快感、吐き気があります
  • 治療目的でも保険は適用されません

禁忌事項

以下に該当する方は服用できません。

  • スリンダ錠の成分に対して過敏症の既往歴がある方
  • 乳がんまたは生殖器がんおよびその疑いがある方
  • 診断が確定していない異常性器出血がある方
  • 重篤な腎障害または急性腎障害がある方
  • 重篤な肝障害がある方
  • 妊娠または妊娠している可能性がある方

ミレーナについて

ミレーナとは、「レボノルゲストレル」という女性ホルモンを5年間持続的に放出・維持することができる薬剤徐放システムで、子宮内に留置して使用します。
ミレーナから放出される黄体ホルモンの働きで子宮内膜の増殖を抑え妊娠の成立を妨げたり、子宮の入り口から分泌される粘液を変化させて精子の侵入を防ぎます。
ピルと異なり血栓症のリスクがある方でも使用可能です。
副作用として不正出血の原因となることがあります。
留置の際に子宮の壁を傷つけてしまったり、自然に抜けてしまったり、感染や卵巣のう腫の原因となることがあります。
避妊成功率も高く、月経でつらい思いをしている方や妊娠を望まれない方にご案内している方法です。
詳しくは医師に相談するか、ミレーナのメーカーサイトをご覧ください。

※ミレーナを避妊目的で装着する場合は保険適用外となります。

ミレーナの装着について

効用・効果

ミレーナを装着することで、避妊の他、過多月経や月経困難症の適応が期待できます。

  • 月経量が減り、月経痛が軽減される
  • 最長5年にわたって作用が持続
  • 1年以上使用する場合、ピルによる避妊よりも安価
  • 取り外せば妊娠が可能
  • 過多月経や月経困難症の診断がついた場合、保険適用で装着できる

費用(避妊目的の場合)

料金
50,000円
※5年間で交換となります。

リスク・副作用

  • 定期健診が必要です
  • 稀に自然に抜けてしまうことがあります
  • 出産経験がない方は、子宮頸管の拡張が必要になることがあります
  • この他、月経周期の変化、月経出血日数の延長、不正出血、お腹の痛み、卵巣嚢胞のリスクが報告されています。

禁忌事項

以下に該当する方は服用できません

  • 受診時に不正出血のある方
  • 子宮外妊娠の既往歴のある方
  • 妊婦または妊娠の可能性がある方、産後6週間以内の方
  • 過去3ヶ月以内に性感染症にかかった方
  • 過去3ヶ月以内に感染性流産または分娩後子宮内膜炎になった方
  • 子宮内膜炎、卵管炎、子宮筋腫、膣炎、子宮頸管炎がある方
  • 子宮の位置や形状に異常があると診断を受けたことがある方
  • 重度の肝機能異常、肝腫瘍のある方
  • 避妊リングを使用した際に痛みがあった方
診療時間
09:00~13:30
17:00~19:00

:担当医診察(別日は院長診察)

休診日木曜午後、土曜午後、日曜、祝日

外来診療は予約優先制です。
ご予約はWEB予約サイトをご利用ください。

予約について

TEL:06-6924-0934※お電話でのご予約は平日14時~16時のみ対応しています。

〒534-0014 
大阪市都島区都島北通1-14-22

大阪メトロ谷町線 都島駅 徒歩3分 院前スペースに駐輪してください 近隣のコインパーキングをご利用ください